リハビリテーションについて
当院のリハビリテーションについて
医師の指示の下、痛みや動きを制限している原因を的確に検査・評価し、患者さん1人ひとりのニーズに合ったリハビリテーションプログラムを立案し、日常生活をよりスムーズに過ごせるようにサポートさせていただきます。
膝前十字靭帯術後のリハビリ
膝前十字靭帯手術における手術前・後のリハビリは非常に重要です。
前十字靭帯を損傷すると、受傷早期から下肢の筋萎縮・筋力低下を多く認めます。
術前からリハビリを行い、手術までに関節の動く範囲を正常な状態に戻し、また筋力を少しでも正常に近い状態に戻しておくことが必要です。
術後は定期的に筋力評価を実施し、各々の筋力に合わせて段階的なリハビリを行います。
そして、手術後の時期や機能の回復状態に応じて、強度を調整したトレーニングを開始し、最終的にそれぞれのスポーツに必要な膝の安定性、俊敏性、持久性などを高めるトレーニングを行い、競技復帰を目指します。
肩腱板修復術後のリハビリ
手術後のリハビリの重要ポイント
3ヶ月ルール
- 手術後から3ヶ月以内が再断裂の危険性が最も高い期間です。
- 3ヶ月までは縫合した腱板の治癒(骨にひっつく)期間です。
- 肩の動きがよいのと縫合部位の治癒の程度は比例しません。そのため、この期間は細心の注意が必要になります。
- ストレッチ、筋力トレーニングはゆっくりと段階的に行い、過負荷に注意します。
腰内視鏡術後のリハビリ
手術後、1日目から歩行訓練開始となります。
どのような動作を行うと、腰に負担がかかるのか。
また、どのような身体つくりを行うと腰に負担がかかりにくいのかなども説明させて頂き、患者さん一人ひとりの状態に応じて訓練を実施していきます。