心臓リハビリテーションの概略
心臓に何らかの不調が出現し、手術もしくは入院治療により心臓の状態が改善した後、自宅で生活していると、
- 家事を行った後に息切れがする
- 買い物から帰ってくると座り込んでしまう
- 階段を上がる途中で休憩が必要
- 外出するとしんどいため家に閉じこもりがちになる
などといった症状が出てくる場合があります。
心臓リハビリテーションは心臓に負担がかかりすぎないように確認しながら運動を行うことで心臓のはたらきを良くして、「やりたいこと」を再びできるようになることが目的となります。
当センターでは心臓病を患った患者さんの自宅生活・社会生活への復帰、再発や重症化の予防を目標にリハビリテーションを行っています。
急性期病院から退院もしくは転院された患者さんを対象に個別対応もしくは同じような心臓病を持つ患者さんが集まって行う集団リハビリテーションを療法士が運動量の調整や運動の指導を行っています。