院長ご挨拶・基本方針

院長ご挨拶・基本方針

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ごあいさつ

院長 有田 幹雄
院長 有田 幹雄

当院は、回復期リハビリテーション(以下、「リハ」という)の専門施設です。人々の健康と幸せに貢献する目的のため、2006(平成18)年に開院しました。回復期リハ病院の役割は、急性期病院から早期に患者さんを受け入れ、十分な医学的管理のもと合併症の予防・治療をしながらリハを軌道に乗せ、社会参加し家庭に復帰されることを支援することにあります。

健康で、生きていることの楽しさ、幸せが実感できる生活はすべての人の願いです。物の豊かさから人間としての豊かさが求められるようになっている現代、保健・医療・福祉に対する社会の関心が高まっています。地域の高齢者の願いは「子供に迷惑をかけたくない」この一点です。このためには「寝たきりにならない」ことが肝要です。健康とは身体的に、精神的に、そして社会的に「平穏な」状態であるとされています。健康とはただ単に「平穏」であるだけでなく、その人の持てる力を十分に発揮して「平穏」な状態に導くことであります。

従来、リハビリは神経、運動器疾患を中心に行われてきましたが、平成28年より当院では心疾患患者に対するリハビリにも取り組んでおります。急性心筋梗塞、狭心症、心不全、心臓手術後、大動脈疾患、閉塞性動脈硬化症が適応になります。運動には、運動能力や動脈硬化の改善・予防や血圧の低下などの効果があり、心臓病・動脈硬化を持つ患者さんにとっては薬を飲むだけでは得られない利益があります。運動によって生活の質の改善・心疾患再発や悪化の減少が得られること、すなわち健康寿命が延長することが示されています。心筋梗塞後に心臓リハビリを受け、心不全や再発を予防し、健康な生活を目指しています。

当院では、多職種がチームを形成し、患者さん一人ひとりの病状や障害に応じた治療計画を作成し、家庭への復帰を支援します。患者さんから「角谷リハでリハビリをして本当によかった」と思っていただけるよう、最高のリハビリ病院を目指して努力していきたいと思います。

社会医療法人スミヤ 角谷リハビリテーション病院
院長 有田 幹雄

基本方針

基本方針

  1. 患者さんにとって安全で質の高い最善の医療及び看護を提供します。
  2. 患者さん及びそのご家族が、その医療・看護に高い満足度を得ることができるように努力します。
  3. 職員が心身ともに充実し、患者さんのための医療・看護を提供できるように、その環境整備を行います。
  4. 一人ひとりの人格・人権を尊重し、患者さん・利用者中心の医療・ケアを実践します。
  5. 温かな医療・ケアによって主体的なリハビリテーションを支援し、自立した社会復帰の実現を図ります。
  6. 職種を超えたチーム医療・チームケアによって、全人的な医療・ケアを実践します。
  7. 地域との連携を大切にし、医療・ケアを通じて地域への貢献に努めます。

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